1:脳

 

明日は どんな君に会えるだろう

きっと俺が今まで見たことの無い顔で  いつもそうだ 彼女は 

また 新しい笑顔 感情 言葉を俺に与えてくれる 

 

君の全てを支配したいと望むのは 余りに贅沢なようで今でも罪の意識に苛まれる

この 罪人の俺が 無垢な彼女を毎夜汚している

 

それは まるで禁忌のような

しかし だからこそ愉しい

 

従順な彼女を支配したい

俺の中だけに閉じ込めたい

そう誰にも触れさせない 晒さない

 

優しく 怖がらせたくないという思いが強い今

なんとか理性が本能を押さえ込んでいるが それはもろい均衡

些細なきっかけでその天秤は あっけなく傾くだろう

そのときになって薫ははじめて気付くだろう 鬼に喰われてしまったと

 

だけどね もう手遅れだよ 君はもう俺の一部であり 離れることは許されないんだ

もし そうしたら俺が死んでしまうからね

優しい君は 俺を殺せないだろう?

 

だから 薫 君の全てを

 

だって 不公平じゃないか

俺の脳は 神経は全て君に繋がっているんだから

脳に伝わる刺激はみんな君からなんだよ

 

ほら また・・

君が俺に笑いかける

 

その瞳に俺が映る  君の中に俺が居る

 

 

ねえ その瞳を 俺にくれないか・・

 

 

 

 

 

     一万打の感謝の作品第一弾ですが

いつにもまして意味不明 

ほら いろんなサイト様でやってるじゃないですか

テーマを決めて書くやつ

皆さんロマンティックなテーマで雛もそういうのやりたいな〜と思ってね

でも その結果 『人体シリーズ』あは・・

今のところ6臓器(?)くらい考えてます

次は 《眼球》仕組みわかったかな?

そして この作品はまあ・・剣心的に 毎昼 毎夜 薫殿〜〜〜

アドレナリン出まくり シナプス大忙しみたいな(笑)

そんな 薫病末期みたいな剣心が書きたかった

愛の大きさ 剣心>薫 推奨ですから